通信制高校を進学先に希望する生徒が増加しているそうです。また、高校を一度中退してしまった生徒の編入も積極的に行っていることから、通信制高校を選び、改めて高校に通いなおすという生徒も少なくありません。このときに気になるのが、通信制高校の学費です。
■通信制高校では履修申し込みの教科分お金がかかる■
通信制高校では生徒個々の学費が固定されているわけではありません。通信制高校の学費は、生徒が履修を申し込んだ単位の数で決まるのです。ここで気を付けたいのは、単位を修得した数ではないということ、もしも履修後に落としてしまっても、履修を行えばその分の単位のお金がかかります。単位数が1つでも足りないと卒業ができませんので、その点の計算もしっかりと行いましょう。
■卒業に最低単位数は74単位■
高校卒業に必要となる最低単位は74単位です。これ以上の単位を修得するかどうかは、生徒の学費面の負担や学習意欲で変わってきます。上限はありませんので、経済的な理由などで制限がなく、自分で習得した単位がある場合は、チャレンジしてみましょう。また74単位の中には必修単位という必ず修得しておかないといけないものも含まれています。私立では1単位の値段が公開されていますから、最低でも1単位の値段×74分の学費がかかると計算しましょう。