通信制高校とは、通信により教育を行う課程が置かれている高校のことで、修業年限は3年以上と学校教育法により定められています。
■様々な理由から通信制高校は選ばれる■
通信制高校は、全日制高校とは異なり、毎日学校に登校する必要はありません。
レポート提出、スクーリング、試験によって学習をし、74単位以上を取得すると高校を卒業することができます。
以前は中学卒業後に就職しなければならない等の理由により、全日制や定時制の学校に通うことが困難な社会人向けの学校という側面が強かったのですが、現在ではそのような理由で学ぶ方に加え、中学時代から学校になじめないことなどから不登校になった、全日制高校からの転入や編入、芸術やスポーツでプロを目指している等、様々な動機で入学する方が増えています。
■奨学金制度を利用する■
そのようなニーズの高まりにより、通信制高校は約10年間で倍以上に増えています。
多くの通信制高校の中から入学する学校を選択する際、入学金や授業料の面から検討する事も大事ですが、通信制高校でも、あしなが奨学金等の機関や、各自治体の奨学金制度、また学校独自の奨学金制度を設けている学校もありますので、学費のみに着目するのではなく、自分に目的、生活スタイルにあった学校を選ぶことができます。
【参考リンク】